農人のススメ

2017年08月31日

Term3 地元に愛される卵を受け継いでいく

今回は、多賀町で養鶏所を営む 原養鶏所 の 原 勇さん にお話を伺いました。

こだわりの飼育方法から美味しい食べ方まで、原さんの思いの詰まった貴重な”卵”の話を伺ってきました。

 

○生産しているものについて

鶏を約2万羽飼育していらっしゃいます。

ひよこの時は温度を35~36℃にして湿度を下げない環境をつくって飼育し、卵を産むようになるまで6カ月ほど飼育していらっしゃいます。採卵時には平飼い(平たい地面の上に放し飼いにすること)にすると、糞尿など下に落ちているものを食べてしまうため、2段のロット(ゲージ)で飼育しているそうです。衛生面に配慮し、採卵はコンベアで行っているそうです。

 

 

○生産するうえでのこだわり

産まれて2日のひよこから育て、なるべく人を入れないようにするなどして外から菌を入れないよう徹底していらっしゃいます。鶏舎に入ることができる従業員は2,3人のみだそうです。

また、独自配合の飼料を使用し、上水を使う養鶏所が多い中、原養鶏所では地元である多賀町の美味しい地下水をくみ上げ、水にもこだわっています。このことで卵のうま味を引き出しているのだそうです。

 

そんなこだわり抜いた卵の、原さんおすすめの美味しい食べ方は、「卵かけごはん」や「温泉卵」。

玉子焼きだと味付けが卵の味に勝ってしまうため、卵の味を楽しむなら生卵や半熟卵で食べるといいのだそうです。

 

 

○生産するうえでの苦労

食べる人の年齢によって味覚が異なるため、すべての人が「美味しい」と思う卵をつくるのは難しいとおっしゃっていました。

また、TPPによって海外から安価な卵が入ってくるようになると、経営していけるか不安な面もあるとのことでした。

 

 

○今後について

おじいさんの代から養鶏所を営んでいる姿を見て仕事を継ごうと思い、養鶏を始め、3代目となった原さん。「地元に愛され、少し高くてもお客さんに『美味しい』と言ってもらえる良いものをつくりたい」と奮闘していらっしゃいます。最近は、息子さんが4代目として修業中なのだそうです。

 

 

今や、食卓には欠かせない”卵”。食べる機会が多いものだからこそ、美味しいものを届けたい…そんな思いが原さんから伝わってきました。今後も原養鶏所で生産された卵が、多くの人を笑顔にしてくれることでしょう。

 

原養鶏所さんの卵は、近江八幡から長浜にかけて湖東のJAやお店、守山や東京のお店で販売されています。
また、16時から原養鶏所さんで直売も行っており、卵かけごはん用の醤油なども販売しております。

 

 

 

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