農人のススメ

2017年10月29日

Term5 「良いものを作る」こと

今回は豊郷町の森久仁彦さんにお話を伺ってきました。森さんの管理しているハウスや農作業に使うさまざまな機械を見せていただいくといった貴重な時間もいただきました。

 

〇育てている野菜について

お米、小麦、大豆、ブロッコリー、トマト、キヌサヤ、インゲン豆など年間を通して様々な野菜を育てていらっしゃいます。

 

今回伺った際にはハウスに植えられたブロッコリーを見せていただきました。

ハウスの中に機械を入れることができないため、全て手植えで行っているそうです。

大きなハウス全面に植わったブロッコリーは圧巻でした。

 

 

お米、小麦、大豆はJA、野菜はJAの直売所(やさいの里)、滋賀県大の食堂などに出荷しており、過去には豊郷町内の給食に出荷したこともあったそうです。
JAの直売所では生産者さん1人1人が自分たちで値段設定を行っているため、どうしても値下げ競争になりやすい環境にありますが、農家としてのプライドをもって生産を続けているそうです。

 

 

〇時間と労力

森さんが農業を始めるきっかけとなったのは退職を機に専業農家をしていたお父様のがあったそうです。

しかし、親子で行っていたトラクターの作業など、現在は森さん一人で行っているため、時間も労力もかかっています。

 

また、農薬は肥料代や農具代などお金かかることなどお話を伺い、野菜は作るだけでなく様々な問題と隣り合わせになっていることを痛感しました。

特に過去、鉄道の除草剤散布によって、多大な薬剤被害を受けたときは、その年育てたものは出荷や栽培場所の世話を続けることもできない状態になってしまったそうです。

 

〇生産へのこだわり

森さん曰く、「品質にこだわることは当然のこと」。

専業農家として、「良いものを作る」ことを大切にしており、出荷前の検品や味のチェックは妥協せず行っています。

トマトなどは出荷する前に早朝、ハウスでとれたてを食味していらっしゃるそうです。

とれたてを食べられるのは生産者さんの特権でもありますが、「とりたてが一番おいしい」とおっしゃる森さんのお話を聞くと是非とれたてを食べてみたくなりました。

 

〇森さんおすすめのレシピ

今回はブロッコリーのおいしい食べ方について伺いました。

私は森さんのハウスに伺うまでブロッコリーの旬は知りませんでしたが、皆様はいかがでしょうか?

これからの時期、冬場3月ごろまでが旬となります。中でもつぼみが開き始める時期が一番おいしいそうです。

ブロッコリーはゆでると栄養が抜けやすくなるので電子レンジでチンすることがおすすめとのこと。

電子レンジに入れる際、ベーコンを乗せてチンすることでベーコンの塩気やうまみがブロッコリーにも移ってとてもおいしいそうです。

まだ収穫期に入っていないため、残念ながら食べられませんでしたが冬場、是非試してみたいと思います。

 

 

森さんにお話を聞く中で一番印象に残ったのは農業は常に自然と隣り合わせであるという事です。

豊作の年もあれば、今年の台風のような自然災害で突然まいた種が全てダメになってしまうこともある。

頭の中でそのような問題がある、ということを理解していたとしても直接話を聞いたり、その場所で体感したりすると全く異なって感じました。

伺った内容を皆様の想像の中で終わらせず、「今、目の前にあるもの」として体感してもらえるようこれからも発信していければと思いました。

 

 

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です